人によって勉強法は違うと思うのですが、私の勉強方法をご紹介!
まずは私のノートをご覧ください。
私は、本を読んだとき、セミナーや研修に参加したとき、勉強をするとき、ノートにメモを取っています。
単にメモを取るだけでなく、最後に必ず自分なりに「何を学んだか」をまとめます。
(余裕があるときはイラストも描く)
インプットするだけでなく、まとめるために考えるので頭をつかいます。
これこそが「学び」です。今回は勉強法と、参考にした本を3つご紹介します。
この記事の内容
看護知識を勉強するためにやっている勉強法は?
『無駄にならない勉強法』樺沢紫苑 著 サンマーク出版 2017
学び
- 「楽しさ」こそ必要なこと
- インプット3、アウトプット7
- 守破離でまず守(師についてその流儀を習いその流儀を守って励むこと)をする
インプットよりアウトプットが大事なんですね。
わかりやすくアウトプットするためには、頭を使うからです。
『頭がいい人はなぜ、方眼ノートを使うのか?』高橋 政史 著 かんき出版 2014
学び
- 方眼ノートを使って、1つのメッセージに結晶化させる。
- 伝えたいことを相手が聞きたい話に置き換えられるレベルまでさげて伝える
- リアルに動けるアクションを見せる!言葉で表現する
方眼ノートは、書きやすいし、美しく見えるので好きです。
『読んだら忘れない読書術』樺沢紫苑 著 サンマーク出版 2015
学び
- ワクワクした本を読むこと。ドーパミンが分泌されるから集中力、記憶力ともにupして学びの効果が最大化される。
- 「ああそういうことか」という気づきが学びであり、自己成長につながる
- アウトプットをしよう!
「あぁそういうことか」という気づきがあると楽しくもあります。
勉強にも「楽しい」は大事です。
セミナーや講演に参加したときもメモります
2019年6月にあった「日本緩和医療学会学術集会」に参加した時のノートから3つご紹介。
地域住民へのがん・緩和教育の実際
学び
- 情報を必要な人に必要なときに届ける方法を考えていく
- →医療者も地域へ
- ACPの支援者は医療者だけでなく、市民や友人、家族、様々な人がなれる
- →方法は「対話」
- 価値観の違う者どおしが対話で交じり合うと、新しいArtが織りあがっていく。そのプロセスこそが大事
- 行動を起こさせることをゴールにするのは怖い
- →大切なことを大切に扱う場が作られていくといいな…
「暇をつぶす」を突き詰める
「暇」はなにもすることがない状態
<アプローチ>
- 時間場所を変える
- 行動を変える
- 快の感情を増やす
「退屈」は何かしたいのにできない状態
<アプローチ>
- まずは身体的・精神的苦痛がないかアセスメント(必要なら治療)
- 刺激や興奮を与える
- 寄り添う度量とユーモア
暇とうまく付き合う
- 人生を振り返り、統合する課題があり、暇も必要
- 暇である日常も大切に
ケアにおけるart
学び
- その人の人生はその人しか生きられない
- 人生は物語られるもの
- 2つのLifeのバランスが大事
- 物理学的生命→サイエンス
- 物語られるいのち→アート
- ケアには限界がない!
これらの写真をSNSにアップすると、たくさんの人が見てくれて「いいね」をしてくれます。
https://twitter.com/MeguGOKAN/status/1142284702352412672
学びをシェアするのは、楽しいし嬉しいです。
資格の勉強も、実際にシェアするかどうかは別としても、アウトプットを意識して学ぶとより身につきます。
知らないことを知ることは、本来楽しいものです。
まとめ
1:アウトプットを意識してインプットしてみよう!
2:気づきこそ学び
3:学びの中から自分にとっての「楽しい」を感じ取っていこう。
後閑愛実(ごかん・めぐみ) |
正看護師。BLS及びACLSインストラクター。 看取りコミュニケーター2002年群馬パース看護短期大学卒業、2003年より看護師として病院勤務を開始する。以来1000人以上の患者と関わり、看取ってきた患者から学んだことを生かして「最期まで笑顔で生ききる生き方をサポートしたい」と2013年より看取りコミュニケーション講師として研修や講演活動を開始。現在は病院に非常勤の看護師として勤務しながら、研修、講演、執筆などを行っている。雑誌「月刊ナーシング」で連載中『まんがでわかるはじめての看取りケア』の原作執筆を担当。 著書に『後悔しない死の迎え方』(ダイヤモンド社)がある。後閑愛実WEBサイト https://www.megumitori.com/ |
イラスト:なかもと ゆき |
多摩美術大学卒業後、フリーの作家・デザイナー・イラストレーターとして活動。
デザインフェスタはじめ様々な展示に多数出店。 2018年「月刊ナーシング」で『まんがでわかるはじめての看取りケア』の連載を開始。イラストを担当。 『後悔しない死の迎え方(後閑愛実著)』では、挿絵を担当。 現在YouTubeで「ゆき味アートチャンネル」を開設、ものつくりの楽しさを発信している。 チャンネルURL:https://www.youtube.com/ |