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看護師から他職種に転職したい方必見!一般企業や保育園など、おすすめの転職先はどこ?

看護師の転職
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看護師という職業は、社会的認知度も高く、立派な職業だというイメージが強いです。 しかし、実際に働いている看護師のみなさんは、その責任の重さや、つらい業務内容などに大きな悩みを抱えています。

 

 

時間やお金をかけて、看護師資格を取ったのだから…と、なかなか転職に踏み切れない人も多くいるようですが、看護師から他職種に転職した人はたくさんいます。  

 

エステティシャン、トラック運転手になった人やファッション関係に進んだ方がいます。 個人的に凄いなぁと思ったのは、芸能界に入った後輩でしょうか。

引用元:看護roo!

製薬業界に転職しました。看護師を続けている数年後の自分の姿が想像出来なくなった事や病院だけの狭い世界に人間として成長出来ていないと危機感を持ったことが理由です。 給料は下がりましたが、精神的な健康は取り戻せました。 何より病院、病棟の独特の雰囲気や看護師通しのピリピリした雰囲気から開放され晴ればれしてます!

引用元:看護roo!

私は、新卒一年で大学病院をやめ、いまは保育園の看護師をしています。基本的に元気な子どもが相手なのでプレッシャーもなく 子どもたちもかわいくて 癒されながら働いています。 他の方が、キャリアを積まないと看護師としては戻れない、と書いてますが 今後また病棟でバリバリ働きたいならその通りだと思います。せめて三年は我慢すべき。でも、病棟の看護師を希望しないならその限りではないと思います。

引用元:看護roo!

  この記事では看護師からどのような他職種に転職しているか、転職して良かったこと、悪かったことなどをご紹介します。

 

 

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この記事に記載の情報は2021年04月14日時点のものです

看護師が他職種に転職したい理由とは?

看護師は患者さんの命を預かる、とても責任の重い職業です。そのプレッシャーの強さや体力的なきつさなど、悩みは尽きません。 看護師のみなさんが、どんな理由から転職という道を選んだのかまとめました。

 

やっぱり人間関係!ストレスになる職場環境

看護師の世界でもやはり人間関係に悩む人がたくさんいます。 主任や先輩とどうしても相性が合わず、その人と勤務が被ると行きたくないと思ってしまうとの声を聞きました

さらに、同僚との関係だけではなく、患者さんとの関係、患者さんとの家族との関係に悩むこともあり、様々な人間関係が入り組み大きなストレスになることも。

 

 

 

責任重大!人の命を預かる重圧

看護師になる前から、人の命を預かる仕事ということはわかっていたはず。

 

しかし、実際の業務に就いて、その想像以上の責任の重さに耐えられず、すぐに辞めるという選択を取る看護師もいます。 3カ月ほどで離職する看護師を何人も見てきたという声も。

 

また、長年働いていく中で医療事故の現場を目の当たりにし、恐怖が蓄積していくこともあるのではないでしょうか?

 

求められるスキルもどんどん高くなっていき、勉強に追われることも大きな負担になります。

 

 

もう限界!夜勤で身体的疲労がピークに

精神的に負担のかかる看護師ですが、その勤務形態からくる疲労も、悩みの大きな理由です。 看護師の仕事に休みはありません。

 

24時間365日、患者さんはいつでも患者さんです。 当然、常に患者さんのいる病院では夜勤があります。その夜勤勤務のため、不規則な生活になり、身体的に疲労を溜めてしまいます。

 

精神的にも負荷がかかり、さらに体調も崩しやすくなり、もう限界と感じる看護師がたくさんいることは必然と言えるでしょう。

 

 

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どれくらいの看護師が転職しているの?離職率と他職種・業界への転職事情

看護師として、働き続けることで悩みは膨らんでいく一方。 そんな悩みを抱え、転職していく看護師は一体どのくらいいるのでしょうか? ここでは、看護師の離職率についてご説明します。

 

離職率はここ5年横ばい、人手不足が常習化

看護師は慢性的な人手不足が、何年も続いています。

 

公益社団法人日本看護協会が行った、「2020年 病院看護実態調査」では、正規雇用の離職率が9.79%新卒の離職率が5.67%という数字が出ています。 これは、年間16万人もの看護師が離職していくということです。

退職理由は様々だと思いますが、同じ職場で働く仲間としては定着率を上げる努力をする必要があると思います。

 

止まらない離職!職場改善は急務

この離職率ですが、5年も横ばいの数字が続いています。離職する看護師は増えないまでも減ることはなく、現場では常に人手が足りていません。

 

人手不足により常駐の看護師への負担が増え、離職していくという悪循環。看護師の求人増加、定着率を高めるためには、労働環境の整備が必要不可欠です。

 

看護師から他業界への転職する方の割合

そもそも、看護師から他職種に転職するかたはどのくらいいるのでしょうか?

 

転職サイト「doda」が行った『異業種からの転職割合』調査によると、他職種から転職する人の割合が多かったのは、

 

  • 商社/流通:83.3%
  • サービス:74.8%
  • メディア:68.0%
  • 小売/外食:66.1%
  • メディアカル:63.1%

という順に。

ただこれは、看護師を含む、MRなどのメディカル業界へ転職した方の割合ですので、看護師がどの業界に行ったかまではわかりません。

 

次に、他業界に転職したメディアカル業界の方の割合をみてみましょう。

参考:doda|未経験の業種・職種に転職できる可能性はどれくらい?

 

紫色の部分がメディカルから転職された方の割合です。詳細なデータは不明ですが、流通系・メーカー・サービス・小売・金融の順番に多くなっているようです。

 

ただ、やはり圧倒的に同じ業界内での転職が多いようですので、下記でどのような職種に転職されているのかをご紹介します!  

 

 

看護師からどんな他職種に転職しているの?

では、転職を決意した看護師はどんな他職種に転職をしているのでしょうか?

 

看護師の転職先は様々ですが、看護師は病院以外の場所でも需要が高く、看護師資格を生かした転職をする人が多くいます。

 

厚生労働省|就業場所別看護職員数の推移

 

一般企業

一般企業で働く看護師を産業看護師、産業保健師と呼びます。 企業で働くため、日勤のみの土日休みというところが多く、人気の転職先で狭き門と言われています

 

産業看護師の仕事の内容としては、

 

  • 企業の医務室での常勤
  • 治験業務全般のサポートをする治験コーディネーター
  • 治験の準備やモニタリングをする臨床開発モニター
  • 医療機器メーカーの営業をサポートするクリニカルスペシャリスト

 

などがあります。規則正しい生活ができる上、給料面も良く、産業看護師として働くことを希望する人がたくさんいます。

 

しかし、企業の募集する看護師は募集人数が少なく、その分倍率が高いと言えるでしょう。

 

 

企業で働く看護師の多くが、保健師資格を持っており、保健師としての募集が比較的多くあるので、一般企業で働きたいのであれば、保健師の資格を取ることも検討してください。

 

保育園、大学など教育機関

子どもが好きなら保育園で働くことをおすすめします。保育士資格がなくても、保育園で働くことは可能です。

 

子どものケガの応急処置、子どもの健康をサポートする業務のほか、保育士の仕事をサポートすることもあります。 子どもの成長を見守ることのできるやりがいのある職場です。

 

看護師として働ける教育機関には保育園の他、児童養護施設、大学の保健室などがあります。

 

児童養護施設で働く場合は、遅番があるなど勤務が不規則になりますが、他は日勤で土日休みのことが多く、規則的な生活を送ることができるでしょう。

 

しかし夜勤がない分、収入が低くなったと感じる人もいるようです。

 

 

 

介護業界|デイサービスや老人ホーム

介護業界では看護師資格を生かせる場所がたくさんあります。 デイサービスや老人ホームでは、バイタルチェックなどを行い、利用者の健康管理をします。

 

介護業界にいくと、医療行為というより、介護としての仕事が多くなります。医療ミスというプレッシャーは少なくなるようです。

 

勤務雇用は、派遣や契約というところも多く、自分に合わせた働き方ができるでしょう。 介護業界では他に、訪問介護、訪問入浴といった働き方もあります。

 

健診センター

健診センターは健康診断をする機関で、採血のスピードが求められる職場です。事務作業が多いことも、健診センターの特徴の一つ。

 

 

日勤勤務で残業をすることもほとんどなく、プライベートを充実させた働き方ができるでしょう。社会保険はしっかりしているが、夜勤・残業手当が発生しないため、給料が少ないと感じる人もいるようです。

 

献血ルーム

献血ルームは日本赤十字社が運営している施設で、集めた血液で血液製剤をつくり医療機関に届ける事業を展開しています。

 

献血ルームで働くということは、日本赤十字社に入社することになります。 血液製剤として使われることから、看護師にはマニュアル通りに採血する技術が求められます。

 

夜勤などがないため、規則的な生活を送ることができます。日本赤十字社の社員になるため、安定した給料が入り福利厚生もしっかりしているようです。 育児休暇も取りやすいと言われています。

 

このように、看護師は病院以外でも働く場所がたくさんあります。 どこの業界からも引く手あまたの看護師

 

看護師資格を生かした転職をする人が多くいる中で、全く違う業界に転職をした人ももちろんいます。 看護師は患者さんとのやりとりなど、日々人と関わる仕事です。そのためコミュニケーション能力に長けた人が多く、接客業で活躍しているという人もいると聞きました。

 

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他職種に転職した看護師に聞いた!転職したメリット・デメリットは?

他職種に転職経験のある看護師に取材し、どんなメリットやデメリットがあるか聞きました。ここでは実際の声を紹介します。

 

メリット

新しい出会いがある

転職をすることで、新しい職場で新しい人脈ができます。 新たな出会いが人生の豊かさに繋がります。

ステップアップになる

新しい環境に行くと、また一から業務を覚えることになり大変ですが、それが勉強になります。 新たな技術を習得することもあり、看護師としてのステップアップにも。

規則的になり、体が楽になる

夜勤や残業のない職場に転職すると、不規則な生活から一変し、健康的な生活を送ることができるようになります。 崩しがちだった体調も良くなり、気持ち的にもとても楽に。

プライベートが充実する

日勤で土日休みになったことで、予定が立てやすくなります。 なかなか会えなかった友人とも予定を合わせやすくなり、プライベートを思いっきり楽しめます。

 

デメリット

無駄遣いができなくなった

夜勤手当があったため、一般的に給料が高い看護師。収入が下がったため、散財ができなくなったとのこと。 旅行や美容に気にせずお金を使う看護師が多いようですが、少し気を使ってお金を使う必要が出てきます。

 

福利厚生が使えなくなった

病院勤務で福利厚生が手厚く、家賃手当があり、ほとんど家賃を払っていない看護師も多くいるでしょう。 その手当が使えなくなったことは、残念に思うようです。 

 

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まとめ

看護師として働くみなさんは、続けるか辞めるかで一度は悩んだことがあるのではないでしょうか?

 

どうかあまり一人で深刻に悩まず、一度視野を広げてみることをおすすめします。

 

看護師には働き方がたくさんあり、自分に合った看護師としての働き方を見つけることができるはずです。学生時代から大変な実習や国家試験をくぐり抜けてきたみなさんは、どんな環境でも通用する人材です。

 

自分の可能性に蓋をせず、ぜひ前向きな転職活動をしてください。

この記事の執筆者
キャリズム編集部

転職・人材業界に深く関わるディレクターが『今の職場に不満があり、転職を考え始めた方』や『転職活動の進め方がわからない方』へ、最高の転職を実現できる情報提供を目指している。

本記事はキャリズムを運営する株式会社アシロの編集部が企画・執筆を行いました。
※キャリズムに掲載される記事は転職エージェントが執筆したものではありません。

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