ICU(集中治療室)は、手術後の厳密な周手術期管理や、呼吸・循環・代謝管理を中心とした全身管理を集中的に提供し、重症患者の救命を最優先とする部署です。
刻一刻と変わる患者の状態変化に対応するため、ICUで働く看護師には、高度な専門的知識とスキルが求められます。
先端医療機器を使いながら経験を積むことができる反面、常に緊張感のある環境や、過酷な状況に直面することの多さから、ストレスを感じる場面が多くあります。
自分の提供したケアが患者に反映されやすくやりがいはありますが、中にはICUを辞めたいと思うスタッフも。。。
今回は、ICUの看護師を辞めたいと思う理由と、その対処法についてお伝えします。


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ICUで働く看護師の仕事の現状
ICUでは、全身管理を必要とする生命の危機に瀕した患者が数多く入院しているため、他の部署とは異なる特徴があります。
ここでは、ICUの看護師がどのような状況で働いているのか見ていきましょう。
夜勤が多い
ICUでは、特定集中治療室管理料を算定するために、常に患者2名に対して看護師1名が担当する2対1の看護体制を厳守しなければなりません。
夜勤の時間帯でも2対1の配置を確保できる看護師が必要になり、夜勤の回数は必然的に多くなってしまいます。
3交代制の場合は、日中に勤務した数時間後に深夜勤務で出勤することがあり、休みが十分に取れないまま次のシフトに入るケースもあります。
2交代制の場合、ICUという常に緊張を強いられる環境で長時間過ごすことになるため、身体的、精神的に3交代制よりも負担が大きいと感じる人もいるでしょう。
重症度が高く急変が多い
厳密な術後管理、集中的な全身管理が必要な患者は、状態が非常に不安定です。状態変化が激しく、容態が急変することも多くあります。
緊急事態に備えて医療スタッフが多く配置されていますが、いざ急変となると、ベッドサイドは騒然となります。
的確なアセスメントやスピードが求められ、経験や知識が必要不可欠です。

どんな時でも緊張が途切れない
全身状態が不安定な患者は、いつでも気を抜くことはできません。
厳密な薬剤管理、人工呼吸器や人工心肺などの複雑な医療機器の取り扱いは、少しのミスでも致命的です。
体位交換をしただけでも急変してしまうこともあり、何をするにしても慎重かつスピーディに行う必要があります。
このように、ICUは常に緊張感を強いられる環境にあると言えます。
家族のケアも大切
ICUでは意識がなく話すことができない患者が多くいます。
面会に来た家族は、患者と話ができないため看護師が状況を伝える場面が多くあります。
不安を抱える家族に対し、その時の情報を伝えたり、気持ちを傾聴したり、家族へのケアも必要です。
思うような治療効果が得られずにICUでの入院が長期化する場合、患者の家族が「もしかしたらもう治らずに亡くなってしまうのではないか?」と考えることもしばしば。
治って欲しいという期待と、もう治らないかもしれないという不安な気持ちの間では、家族も不安定になりがちです。
ICUで働く看護師には、家族を精神的に支えるための、高いコミュニケーション能力も必要になります。
患者の死に立ち会うこともある
集中治療によって救命を目的とするICUでも、治療を続けても死が避けられない場合には患者が亡くなることもあります。
看護師をする以上、患者の死は避けて通れない道。つらい思いをするのは家族はもちろんのことですが、私たち医療者も精神的なダメージを受けることがあります。

そんな時でも家族の悲しみが少しでも和らぐように、看護師は家族への援助を行います。
医療のアセスメントやスピードだけでなく、精神的な強さもICUの看護師には求められる能力です。
ICUの看護師が辞めたいと感じる8つの理由
過酷な状況で働くICUの看護師ですが、時には辞めたいと思ってしまうことも。
どんな理由で辞めたいと思うようになるのか、インターネットやSNSで聞かれた意見も合わせて紹介します。
忙しくて仕事が回らない
ICUでは
- 入院中の看護にくわえ
- 手術後患者の受け入れ
- 集中管理が必要な患者の緊急入室
などがあるため、入院ベッドの準備や転棟準備、部屋の片付けなど、幅広い業務を行います。

また、時間通りに行う薬剤投与、検査への出棟、急変時の医療処置など、することは山ほどあります。
他のスタッフや看護診療補助と連携しても、なかなか仕事が時間通り進まないことはざらにあります。
やるべきことを処理しきれないままだと、心にも余裕がなくなってきます。
忙しくてゆっくり教えてもらえない
時間に追われる忙しい状況では、じっくりと時間をかけた指導や教育はなかなかできません。
スタッフが十分に多いところでは可能かもしれませんが、よほど人数がいないと難しいでしょう。
指導される側からすると、教えてもらう時間が少なく勉強が追いついていなければ、わからないまま看護をするという状況になりかねません。

領域が広すぎて何の勉強をしていいかわからない
看護師は常に勉強が必要ですが、最先端医療を行うICUでは自分から貪欲に学ぶ姿勢が求められます。
ICUには、さまざまな疾患の患者が入院します。
外科系の手術後の患者だけでなく、集中治療が必要なすべての科が対象になり、内科、精神科の患者、病院によっては産婦人科の妊婦や小児科の患児が入院することもあります。
そのため、ICUの看護師にはそれぞれの疾患の特徴や看護などの知識が必要になり、勉強する範囲は膨大です。
ICUに配属された看護師の中には、あまりに多い勉強範囲に戸惑う人もいるようです。
4月からICUへ異動することになりました……不意打ち過ぎて不安しかない……どう勉強したらいいのだろう範囲広過ぎでは
— 17 (@Ns_Sugi_Scarfy) March 2, 2017

勉強が追いつかず知識が足りないまま働いていると、「自分は仕事ができない」と無力感を覚えることもあるでしょう。
常にアセスメントを求められる現場では、知識や経験の差は目に見えてあらわれます。
日々の業務をこなすことが精いっぱいになると、達成感や満足感も得られず、辞めたいと感じてしまうことも無理はありません。
重い責任がのしかかる
看護師という職業は、人の命を預かるという責任があります。特にICUでは、生命の危機に瀕した状況に置かれた患者がいます。
命を救うための必要な医療処置やケアは、ひとつひとつが患者の体に影響を与えるため、どの行動にも重い責任が伴います。
そのプレッシャーに耐えながら働く強さがなければ、辞めたいと考えてしまうこともあるでしょう。
□ハードな夜勤□責任の思い仕事□緊張感がハンパない
夜勤が続いた翌日
不整脈が!!心臓に違和感を感じる
不眠にて眠剤使用
やりがいのある仕事でも、本当に辛い日々だった。
怖い先輩が多く人間関係がうまくいかない

24時間で交代制の看護師は、チームで医療やケアを提供するため、1人でもミスをすると患者に悪影響があります。
人間はミスをする生き物ではありますが、チーム全体に責任が及ぶことも少なくありません。
特にICUでは、ささいなミスが患者の状態に大きく影響し、時には重篤な後遺症が残ったり、最悪の場合、死に至るケースもあります。
それほど重要な医療行為をするICUでは、指導が厳しくなってしまうこともしかたないのかもしれません。
「ちょっとくらい間違えてもいいから、やってみなよ」ということは通用しないことが多いのです。
新人や後輩からすると、成長を信じて指導してくれることも「また先輩に怒られた。怖い。」と感じてしまうこともあるでしょう。
先輩との関係がうまくいかず、人間関係のストレスを感じて辞めてしまうケースもあります。
仕事内容の緊急性が高い
ICUの看護師は、急を要する仕事をいくつも抱えています。人工呼吸器の管理、昇圧剤や麻薬の交換、頻回な採血など、数えだすとキリがありません。
そういった業務は、少し遅れるだけで患者に悪影響があるものばかりです。しかもそれをいくつも並行して行う必要があり、慣れていないとすぐに余裕がなくなってしまいます。

というすぐに対応が必要なイベントが同時に起こることも日常茶飯事です。
やるべきことが多く常に時間に追われる環境は、看護師の大きなストレスになります。
勤務している時の緊張感に耐えられない
ICUのような仕事の緊急性が高い現場では、常に緊張感があります。
スタッフの人数も多く入院患者が少ない時間帯があっても、患者が急変となったら目が回るほど忙しくなります。
いつ急変するかわからない患者が多くいるため、緊張しない状況などあり得ないのかもしれません。その過酷な環境では、看護師はプレッシャーを感じ、辞めたいと感じることもあるようです。
ICUで働く看護師を対象とした研究では、「緊迫した状況に身を置きながら看護を続けることの難しさを感じているほど、職務継続意思は低下する」というデータもあります。
つまり、ICUの環境で緊張しながら仕事をしていると、ICU看護師として仕事を続けていきたいという気持ちが低下していくということです。
家族へのサポートを負担に感じる
重症な患者が入院するICUでは、家族のケアも大切です。突然ICUに入院した患者の場合、急な展開に家族がついていけないこともあります。
患者に意識がなければ、治療をどうしていくかという意思決定は家族が代理せざるを得ません。
家族は患者の状態変化についていけない中、治療を選ぶというストレスがかかるため、看護師は家族のメンタルフォローも必要です。
しかし、精神的に揺れ動く家族と関わることで、看護師自身がストレスを感じることもあります。
例えば、もう治療が効かないという状況でも、患者の家族は絶対に治して欲しいと希望されることもしばしば。

治療の決定の話は必ず医師からしますが、その場で家族が決められないこともあります。
看護師は家族のつらい気持ちを受け止めつつ、今後どのようにしていくかという意思決定の支援が必要です。
やりがいがあると感じる看護師もいれば、中にはその関わりがつらく、負担に感じるというスタッフもいるかもしれません。
ICUの看護師を辞めたいけどまだ悩んでいる場合の対処法
ICUを辞めたいと思う看護師には、ここで挙げた理由が当てはまることもあるでしょう。
では、辞めたいと思っていても、どうしようか悩んでる場合の対処法をお伝えします。
学会、勉強会に積極的に参加する
仕事が回らない、わからないことが多すぎる、といった理由で日々の業務に疲れているなら、これでもかと言うほど勉強してみましょう。
知識がついてくると、アセスメントが早くなり、結果的に仕事のスピードが上がります。
根拠を持って看護ができれば自信につながりますし、できることが増えるようになると周りに頼られることも増えるはず。
まわりのスタッフとの人間関係もよいものになっていくと期待できます。
専門書よりも学会への参加を推奨
勉強方法は、自分一人で専門書を読むのもいいですが、学会や勉強会に積極的に参加することもおすすめします。

また、最新の研究に基づいた知識が得られることで、すぐに仕事に使うこともできます。
家族への関わり方も研究されていますので、家族看護に迷っている人の役に立つ知識が得られることもあります。
自分の力だけでなく、まわりの環境をうまく使って自分の成長につなげていきましょう。
長期休暇を取得してみる
重い責任からくるプレッシャーや業務の多さ、人間関係の複雑さに疲れてしまった人は、有給などを使って長期間お休みをもらうことをおすすめします。
現場から離れて十分に休養をとると、冷静になって物事を考えられるようになることも。
ただ他のスタッフの休日との調整もあるため、あまりに長い日数の休暇は難しいかもしれません。

その場合、辞めることを考えていることを伝えてみるのも一つの手です。
管理者からすると、1人のスタッフが退職するより、長期休暇をとって元気に仕事復帰してくれたほうがありがたいでしょう。
ただ、もし不眠などの身体症状があり、日常生活に支障をきたしている場合は、早めに休みを申し出ることをおすすめします。
体調不良だと、仕事中の判断やスピードが鈍くなり、業務ができなくなる危険があります。
場合によっては、精神科や心療内科への受診が必要な場合もあり、要注意です。
部署異動をお願いしてみる
もしICUという厳しい環境でこれ以上耐えられない、または他に特別な理由があるなら、部署異動を願い出てみましょう。
ICUでは働けなくても他の部署なら頑張れそうであれば、検討してみることをおすすめします。
異動のタイミングは病院ごとに決められていることもあり、すぐに希望した部署で働けるわけではないと思いますが、言ってみる価値はあります。
相談時のポイント
相談する時には、部署異動したいと思った理由もしっかり伝えたほうがよいでしょう。
業務についていけない、人間関係でストレスを感じるなど、人によってさまざまな理由はあると思いますが、解決できる悩みである可能性もあります。
管理者はスタッフにストレスがかかりすぎないようにすることも仕事なので、まわりに働きかけてくれるかもしれません。
困ったことが解消され、仕事を頑張って続けることができれば、お互いのためになります。
どうしても辞めたいなら転職を検討しよう
もし退職の思いが強ければ、転職を考えてみることもおすすめです。
新しい職場を探さずに一旦看護から離れてみるのもいいですが、自分のキャリアで働ける場所や待遇をある程度知っておくことは、将来を考えるのに役に立ちます。
たとえ実際に転職しなかったとしても、世間からどのような看護師が求められているかという勉強にもなります。
仕事を辞めるなら、未来を見据えて前向きに行動していきましょう。
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まとめ
今回は、ICUで働く看護師が辞めたい理由と対処法について説明しました。
ICUは学んだ知識や経験をフルに使うことができ、患者への効果があらわれやすいという特徴があります。
モチベーションを保ちながら働くことができれば、とてもやりがいのある職場ですが、どうしても辞めたいという場合には他の選択肢を検討してみてください。
最先端医療の場で学んだという経験は、どの職場に行っても活かすことのできるあなたの武器になるはずです。
ICUビジュアルナーシング:学研メディカル秀潤社
山本伊都子.ICU看護師が抱く看護実践に対する困難さと職務継続意思との関係
(.Journal of Japan Academy of Critical Care Nursing Vol.13,No.3,pp.71-82,2017)