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看護師を辞めたい理由がうつ病の時の対処法|主な症状とうつで辞めたい場合の対処法

様々な職種の中で、安定した資格職・専門職として定評がある「看護師」。

看護師の業務は幅が広く、肉体労働と頭脳労働の両方を必要とされます

特に大病院勤務の看護師は、患者さんへの気遣いや、現場での医師や技術者との連携も重要であり、何よりも人の命に関わる仕事を任されているので、実務ではかなりの重責を負うことも…。

また、早朝や深夜のシフト制で働くことなども負担となり、患者さんの病気やケガを治すお仕事にもかかわらず、看護師自身が「うつ状態」に陥るケースもあります

せっかく努力して国家資格をとって、採用されても「看護師を辞めたい」と感じる方は増加の傾向にあるようです。

今回は、うつ病になってしまう看護師の割合や、主な症状、今後どうしていくべきかをご紹介します。

 

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看護師がうつ病を患う割合は多い?仕事量が多く過酷な現場が見える

看護師がうつ病になる割合|精神障害の労災認定は第1位に

メンタルヘルスに関して、看護職は『ハイリスクグループ』といわれています。患者のケアを行うはずの看護師自身が、まだまだ十分なケアができていないのが実情です。

また、職業別のストレスを検討した研究では、看護師は他の職種に比べ、量的労働負荷(仕事量)や労働負荷の変動(仕事量の変動)が大きいといわれています。

参考:労働の場におけるストレス及びその健康影響に関する研究報告書 : 労働省「作業関連疾患の予防に関する研究」 平成11年度

実際、厚生労働省が発表している「精神障害に関する事案の労災補償状況(平成30年度結果)」によれば、看護職を含む医療・福祉(医療業)は、精神障害の労災請求件数の多い職種(大分類)の第1位、第2位となっています。

 

参考:厚生労働省|精神障害に関する事案の労災補償状況

うつに陥る看護師が年々増加傾向にある原因として、やはり現場の過酷な労働状況が影響しています。

どんな要因が看護師のうつを発症させるのか、実例を挙げていきましょう。

看護師の仕事量の多さは異常??

看護師の実務は、通常の企業とは違い、仕事量が圧倒的に多いということが挙げられます。

具体例として診察補助や問診、検査補助、注射、点滴など、患者の病気・ケガ治療に関わるすべてを網羅し、大病院内の病棟勤務においては、排泄の世話、投与する薬の管理等々。

さらにはベッドメーキングなどの、病棟メンテンナンスにも従事する場合もあります。何より「失敗は許されない」というプレッシャーを常に与えられています。

医療事故によるストレス

近年では、医療事故が多発する傾向にあり、またメディアなどによって拡散されることで、医療従事者である看護師に対するコンプライアンスも一層厳しく見直されている状況です。

実際には数年前に、ある病院の看護師が点滴に異物を混入して、患者を死に至らしめたという事件も起こり、問題が白日のもとにさらされました。

にもかかわらず、看護師の絶対数は常に不足しており、現場では1人の看護師にかかる負担が大きいとされています。

従って、自ずと現場の看護師にはストレスが溜まっていくのです。

職場の人間関係によるストレス

どの職種でも、職場での人間関係におけるトラブルは尽きません。

特に病院は、ある意味特殊な「職場ヒエラルキー」が構築されており、そのことで人間関係上のストレスが、看護師を悩ませる原因とも考えられます。

『ナースフル』というサイトでは次のような実例を挙げています。

1. 幅広い年齢層の、価値観が異なる人が集まっている
2. 女性が多い職場で、ネガティブな面が出ることがある
3. チームプレイの仕事である
4. ミスが重大な事故につながる恐れがある

看護師の職場には、20代~60代くらいまでの価値観が異なる年齢層の方が集まります。
女性が多い職場なので、ネガティブな面が出やすい状況かもしれません。
さらに、そうした環境でチームプレイをしていかなくてはいけませんし、医療現場はちょっとしたミスが重大な事故につながってしまう可能性があります。
こうした環境が、看護師の職場の人間関係を複雑にしています。”

引用:ナースフル|職場の人間関係に悩む看護師必見!看護師が人間関係に悩まないための方法3つ

うつ病のサイン

では、看護師がどのように「うつ病」に移行していってしまうのでしょうか?

厚生労働省が公表している『うつ病のサイン・症状』によれば、

『周りからみてわかるサイン』『体に出るサイン』の2つがあるとしています。

・表情が暗い
・涙もろくなった
・反応が遅い
・落ち着かない
・飲酒量が増える
・食欲がない
・体がだるい
・疲れやすい
・性欲がない
・頭痛や肩こり
・動悸
・胃の不快感
・便秘がち
・めまい
・口が渇く

参考:うつ病|病名から知る|こころの病気を知る|メンタルヘルス|厚生労働省

下記では代表的なうつ病のサインを整理してみました。

思い当たる節があるのなら、無視をせずに病院へ行くなど対策を考えましょう。

食欲がなくなってしまう

看護師は「体力」あっての仕事といっても過言ではありません。

しかし、「うつ症状」の前段階として、食べなければ持たないのに「食べられなくなる」という食欲不振に陥る場合があります。

早朝や夜勤というシフト制のこともあり、意外に見落としがちですが、もし胃腸の不調でもなく食欲がない場合は要注意です。

起床時のけだるさ

世の中の大半の仕事人は「好きで仕事に行く」人はあまりいないかと思います。

その中で看護職の方々は、仕事上で患者さんやそのご家族に「感謝される」というをやりがい感じる方も多いと思います。

でも、ある日突然、仕事の有無にかかわらず起床時に身体(本来は心のサイド)になかなかスイッチが入らず、倦怠感を伴う場合があります。

月に数回程度ならありうる事かもしれませんが、症状が続き、インターバルが短くなるようでしたら、一度専門家に相談してみましょう。

患者の死に思いを馳せてしまう

日常的に「命に関わる」仕事なので、看護師は患者さんの最期に立ち会うことが必然です。

中には、その事が続いたせいで「自分は患者さんに十分なケアができていたか?」と責任を感じてしまう場合もあるでしょう。

完璧主義で、人として情が深い性格の方は特に「患者さんの死に思いを馳せる」状況に陥りがちです。

これがトリガーとなって「うつ」の症状が起こる場合も考えられます。

何をやっても楽しくない

世間一般の社会人より、専門知識を有し重責を担う職種であるがゆえに、看護師には休養の際に、現場を忘れられるほど「楽しい」思いを味わいたいと思う人が多いです。

例えば、まとまった休暇で旅行をする、スポーツジムで身体を動かす等、趣味を満喫してバランスが取れていきます。

ところが「うつ症状」が始まると、今まで楽しいと感じていたことに全く感情が動かされなくなり、TVドラマや映画を観ていても、美味しいお料理を食べていても無感情で終わってしまうことがあるそうです。

これは「うつ」が中等程度まで進んでいると考えられるので、「疲れているからしょうがないな」と軽く思わず、早急に対処していきましょう。

仕事への意欲がわかない

「うつ」の究極の症状は「仕事に対して興味を失う・意欲がわかない」と言えます。

看護師は日常的に肉体も酷使する現場も多く、常に先を見越した仕事を要求されます。

ストレスが限界にまで蓄積して、ある日仕事に対し拒否反応に襲われることがあります。

いつもなら数分でできていた業務に時間がかかる、報告・連絡がスムーズにこなせない等々。

仕事上で基礎的なミスが多くなってきたら、自分の心の状態と向き合い、重症化する前に対処することが必要です。

 

うつで看護師を辞めたいと思った時の対処法

前項でのサインに身に覚えがあり、もし、自分が「うつ症状」に認識があり、看護師の仕事を続けるのが困難と感じたら、迷わず次のステップを踏み出しましょう。

専門医に診断してもらい「軽度のうつ」であれば、完全に離職するのではなく、「仕事のシフトを軽減してもらう」、「配置換えをする」など現職場で申請するのも一つの手です。

それが不可能であれば、思い切って転職するのも自分を守る手段の一つ。

万が一「うつ症状」が重症化しているのであれば、自分の身体と心を第一と考え、一度休職または辞職する判断も重要です。

患者さんを救うことに関わる看護師自身が「病を負っている」のは本末転倒ですので、勇気を持って、ご自身に「休養」する期間を授けるべきだと思います。

以下は、もし看護師を離職・休職する場合どのような手続きや段階を踏むべきなのか、解説していきますので、迷っている方は参考にしてみてください。

退職の申請

一般常識的に、現職場には「最低でも1ヶ月前までに退職の意志表示をする」となっています。

ただ、各病院や職場では就労規約などが明記されている場合もありますので、必ず確認が必要です。

そして、職種の性質上いきなり「辞職します」では自分にも得策ではありません。

ある程度余裕をもって、先ずは上司に相談してみましょう。

その後、看護部長、事務長という段取りで病院側とスムーズに退職手続きができるよう、お互いの意見交換も大切に行っていくことをおすすめします。

職務の引き継ぎなど

看護師は細かいケアを要する仕事です。後任者にはしっかりと引き継ぎを行いましょう。

自分が担当していた業務のマニュアルを予め作成しておき、綿密に連絡をしましょう。

自身が手がけた業務内容をまとめる作業は大変な作業ですが、とても重要なことです。

退職後に前職場から電話やメールでの確認などの、対応頻度の軽減にもつながります。

休職・辞職して療養をする

もし「うつ症状」を改善するのに時間がかかりそうなら、一旦看護・医療現場から離れて、療養するのが一番の「薬」になると思います。

自身が心身ともに健康を取り戻したら、職場復帰できるという自信がもてるはず。

看護師は専門技術職ですし、“恒常的に「人手不足」市場”というデメリットを逆手に考えれば、いつでも「再就職先」を探すことが可能です。

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まとめ

看護師、特に病院勤務の看護職は、世間一般の想像以上に過酷で、心身共に「頑健」でなくてはこなせない仕事だと思います。

病院という特殊な空間で、患者さんまたその家族とも直接関わることが必須とされており、向き、不向きが問われる業種でもあります。

近年では男性の看護師が増えてきてはいますが、やはりまだまだ女性が圧倒的に数を占める仕事でもあります。

責任や複雑な人間関係に押しつぶされ、心を病んでしまうリスクが多いことも事実です。

看護師とはいえ、ひとりの人間です。無理を強いられれば体調にも影響が出ますし、何よりも「心」に支障をきたします。

少しでも多くの看護師たちが、キャリアを確実に積んで、納得のいく職場環境で活躍してもらうことが、日本の医療現場の充足にもつながることです。

看護師本人だけでなく、周囲もちょっとした「異変」を見過ごさず、看護師たちの心のケアに注視していきましょう。

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